【図解説】初心者が誤解している法令解説!ドローンの飛行場所

dji

2015/12/10航空法改正

2015年12月10日よりドローン(無人航空機)に関して航空法の改正が行われました。以下のリンク先にその詳細を記載しています。参考にされてください。

▶航空法の改正についてまとめ

http://dration.com/basick-17

※なお、以下の記事は、航空法の改正以前の内容です。

どこで飛ばせるのドローン?

グレーとよく言われており、私もどこでも飛ばしていいものと思っていました。
でも調べてみたら沢山制限があり、誤解していた部分がありました。
実は、ちゃんと制限があります。(2015/04/25現在)

  • 航空法
  • 民法
  • 道路交通法
  • 各市町村の条例等(2015/05/12追記)
  • 航空法改正案(2015/07/26追記)

などです。
その他プライバシーなど、様々配慮する必要がありますが、
この記事では、「どこで飛ばすことができるのか?」

の基礎を解説いたします。

航空法 ドローン

航空法では、距離を気をつける必要があります。

 ドローン基礎知識.029

まずは、航空法です。
これは、そもそも飛行機等に関しての法律なのですが、
ドローン(マルチコプターなど)によって飛行機を邪魔してはいけません
また、リモコンと本体にて電波のやりとり等を行っていますので
飛行機の電波の邪魔になる可能性もあります。
よって定められた距離を取る必要があります。

基本的には、
「上空150m以下かつ空港から10km離れる」
ことが望ましいです。
(ただし、航空路(飛行機の飛ぶ道)でなければ250m以下
空港のランクによっては、距離が縮まったりします。)

民法・道路交通法

次は、場所に関する法律です。
ドローン基礎知識.030

土地に関して

次に土地に関する法などです。
飛行させない場所は、基本的に誰かの土地の上空は、飛ばさないということです。
上記画像の様に

  • 私有地
  • 道路上空
  • 市区町村等での禁止

が、土地の所有に関する制限です。

飛行上の安全に関して

また飛ばす上で、墜落の可能性があるため避けるべき場所

  • 風が強い場合(機体によって対応は様々だが5m以上は危険を伴ってくる)
  • 鉄塔・電波塔の近く(リモコンの電波が切れる可能性がある)
  • 人がいる場所(そもそも人に当たる可能性を排除すべき)

プライバシーなど

その他、空撮などをする場合には、プライバシーに配慮し写らないようにすることはもちろんのこと
無理な飛行や人への配慮を欠いてはいけません。

各市町村の条例等(2015/05/12追記)

東京や大阪が、公園等での飛行を禁止する条例を発表しました。
その他の地域でも増えてくるかと思います。

参考「NHKニュース:都立公園・庭園 ドローンの飛行を禁止http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150512/k10010076551000.html

航空法改正案

2015年12月10日に施工された。航空法の改正についてまとめ

http://dration.com/basick-17

航空法の改正案によりドローンの飛行に関して制限が出されました。それを解説します。おそらく施行は10,11月頃になるのではないでしょうか。 2015年12月10日に施行されました。

ドローンの定義

飛行機、回転翼航空機等であって人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させ ることができるもの(200g未満のものを除く)

飛行場所について

以下の場所が、飛行禁止の場所になるものと思われます。

  • 人口密集地域の上空
  • 空港や重要施設の上空及びその周辺

飛行できる条件について

  • 夜間の飛行禁止
  • ドローンを目視確認できる条件での飛行
  • 人及び施設等から距離をおく

より細かな解説記事

国土交通省に電話で聞いてみた(別記事にリンク)。

場所まとめ ドローン

この画像が、飛行可能な場所とダメな場所のまとめです。

ドローン基礎知識.031

上記をまとめるとこのようになります。
あくまでも一例ですし、初心者の方は、ドローンに関してなれた方から
レクチャーを受けながらフライトするようにされてください。
もし、周りにいらっしゃらない場合は、ぜひ当運営にご連絡ください。

タイトルとURLをコピーしました