大幅にパワーアップしたPhantom4。様々な変更点がありますが、一番気になるのは障害物センサーでしょう。そこで、どれぐらいの距離や範囲で認識するのかを実験しました。
DJI公式での解説
障害物を感知し、自動回避
通常のフライトモードでは、脚部上の2つの光学センサーが接近する障害物を感知し、障害物に接近し過ぎると自動でストップしてホバリングします。TapFly(タップフライ)、 ActiveTrack(アクティブトラック)、スマートReturn-to-Homeのモードの場合は、障害物を自ら避けて飛行するか衝突を避けて静かに停止します。また、異常があれば音と表示で警告してくれるので、周辺の状況を常に把握できます。
読んで思った
「光学センサーで感知」ということは、色などの判別です。よって超音波で反射で感知しているのと違って、色の差をみている可能性があります。
異常がある場合は、「表示と音」これはわかりやすくていいですね。
実験
ということで、以下の3つに近づいて実験しました。
- 葉っぱのある木
- 枝だけの木
- 旗
葉っぱのある木
まずはベタに木に近づくとどうなるか。
7.5Mの表示とともにグリーンと黄色の表示がでました。音は無し。
ぐっと近づいて5Mバッチリ赤表示がでました。
んでよくみていただきたいのが、センサーのグリーンの表示の下には空いている部分がありますね。これでどっちにあるかもちゃんと認識しているっぽい。
更に3.5M。右側の表示だけ赤が増えました。
完全に近づいて2M。注意音が鳴り響きました。
前進させようとスティックを入れても進みません。すげーな。
枝だけの木
これも上記葉っぱの木と同様にしっかりと認識しました。
離れててもセンサーがちゃんと表示しました。
旗
この旗の実験が一番具合を知ることができました。
離れた状態。しっかり認識しています。
近づいて行くと。。。あれ???認識していない
画面の1/3の場所にいる場合認識していないんです。しかし、このまま進んでも当たる場所ではないので大丈夫。
それから高度を下げてみると、ちゃんと認識しました。
結論 Phantom4の障害物センサー
- 2m未満に障害物があるとアラートがなって、前進できなくなる
- 画面の1/3下の場合は表示されない。がしかしチャント当たらない範囲っぽい。
ということでしっかりと賢い感じで使えました。とは言え法令通り目視確認しながら飛ばしましょう!
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