こんにちは、ドローンオタクのダリアンです!
本日は、知っておきたい世界のドローンメーカーをご紹介。3メーカー(DJI,Parrot,3D Robotics)がドローンを引っ張っていると言っても過言ではない!代表するドローンと会社の歴史をご紹介!!
DJI
中国の深センに拠点をもつドローン世界シェアNo1企業。今までは空撮ドローンをメインとしていましたが、赤外線カメラやデベロッパー向けの機体、農薬散布機などの産業利用に関する製品を2016年に多数リリース予定です。
Phantomシリーズ
ドローン界のiPhoneといわれているのが、Phantomシリーズです。2016年Phantom4のリリースが噂されていますが、現状ジョブズの頃のiPhoneのようにどのような性能を持っているのか不明です。果たしてどのようなPhantom4が出てくるのか? 2016年注目です。
iPhoneの様にPhantom1,2,3と新製品がリリースされており、2015年に発売されたPhantom3は、性能の違いにより以下の3タイプがあります。
Phantom3の特徴
- Professional・・・4K動画
- Advance・・・2.7K動画
- Standerd・・・2.7K動画+上記より飛行性能と価格を抑えた入門モデル
Inspire1シリーズ
「変形」この男心をくすぐるワード。そうInspire1は変形(上記20秒~35秒)するのです! Phantom3の上位機種という位置づけです。
Inspire1の特徴
- ランディングギア(足)が、変形(上がる)ことによってカメラを遮ることが無いため360°撮影可能
- 2パイロット操作が可能で、ドローンとカメラの分業により狙った空撮をしやすくなっています。
- 専用のマイクロフォーサーズカメラや赤外線カメラ(日本発売未定)など交換できます。
会社の概要・歴史
中国の深センに拠点をもつドローンの世界シェアNo1企業。元々は、ヘリコプターの飛行制御システムを作製していた。そこから今のドローンに至る経緯が非常に面白い。カメラのブレを防止するジンバルがニュージーランドにおいて非常に売れていることを知る。そしてそのジンバルをどのように利用しているのかを調べてみたところ、ほとんどがマルチコプターに取り付けているとの事だった。そこからマルチコプター、現在のドローンへ舵を切っていく。それが今や世界のシェア7割をとる中国初の世界の市場をリードする企業の歴史だ。
Parrot
実は、ドローンだけのメーカーではないのです。先進的な無線技術を活用した企業が、Parrotです。例えば植物の育成状況をスマホで観測するFLOWER POWER、最先端のBluetoothヘッドフォンZikなどです。ドローンにおいても送信機と機体を繋ぐ無線の強さや、映像伝送技術はどうしても切れない技術です。そこをしっかりと抑えた企業だからこそ、他社に先立って2010年にスマホで操作できるAR Droneを販売しドローンブームの先駆けとして市場を作ってきました。
MiniDrones
「ノンプログラマでもコピペでOK!JavaScriptを使ってDroneを飛ばそう」でも紹介されていた入門にぴったりな商品シリーズです。すべてスマホで操作することができ、子供から大人まで幅広く簡単かつ安全に遊ぶことが出来ます。MiniDronesの中でも以下の3シリーズ発売されています。
MiniDronesの特徴
- Airbroneシリーズ・・・安定的に飛行しかつ真下の写真を撮影することができます。
- Jumpingシリーズ・・・陸上ドローン。リアルタイムにカメラ映像をスマホで見ることができます。
- Hydrofoilシリーズ・・・水上ドローン。でも実は、、、推進力としてAirbroneを利用しています。
Bebopシリーズ(Bebop2が2016年発売予定)
本格的な空撮をしたい! でも難しいくてややこしいのは嫌だ! そんな方の為のドローンがこちらBebopシリーズ。現在発売されているのは、Bebop Drone。そして2016年発売予定の次世代機が、Bebop2です。
Bebop2の特徴
- リアルタイムに映像確認できるドローンの中では、軽量の約500g
- スマホアプリもしくは専用送信機で、操作可能
- 上記MiniDronesと同一アプリを使うため同じ感覚で利用可能。
Disco(2016年発売予定)
これもドローンなの? そうなんです。飛行機型のドローンもあります。
Discoの特徴
- 他のドローンに比べ圧倒的に長く45分飛行可能
- 空中に放り投げるだけで自動離陸します
- 安定した動作を維持したまま、最大時速80km
概要・歴史
実はあまり知られていないが、ドローン以外にも革新的な商品が多数ある。例えば植物の育成状況をスマホで観測する、FLOWER POWERや最先端のBluetoothヘッドフォンZik2.0などだ。ここに共通する技術が卓越した無線技術だ。ドローンとリモコンの無線の強さや、映像伝送技術はどうしても切れない技術である。そこをしっかりと抑えた企業だからこそ、他社に先立ってAR Droneを販売し今のドローンを作ってきている。
3D Robotics
代表ドローン solo
3D Robotics(以下3DR)の成り立ちは上記2社とは大きくことなります。CEOであるクリス・アンダーソンは、2012年までアメリカのテクノロジーメディア「wired」の編集長を12年勤めた人物です。そして日本でもベストセラーでもある『フリー ―<無料>からお金を生みだす新戦略』の著者でもあります。いうなればテクノロジーの発展を世に伝えてきた人物が、ドローンの会社を創った。それがこの3DRです。
Solo(一部地域にて発売中、2016年日本版予定)
Soloの特徴
- 空撮カメラとしてGopro利用可能
- dronecodeというオープンソースの開発プロジェクトに対応
- 多数のインテリジェントフライト(自動飛行)機能対応
参考書籍
ドローンの成り立ちと、そしてこれからの世界にどう影響を及ぼしていくのか、ドローンにかぎらずロボティクスやwebテクノロジーに関してまで幅広く関わりを知ることができる書籍です。
Yuneec(2016年追記)
「インテル入ってる」でお馴染みの世界有数の多国籍半導体メーカーインテルが、Yuneecに6000万ドル(日本円で70億円)以上出資しています。そしてその結果先日のCES2016にてインテルのCEOが発表したドローンが、以下でご紹介するTyphoon Hです。
Typhoon H(2016年前半に発売予定)
Typhoon Hの特徴
- 超音波によって自動で障害物を回避
- 送信機にディスプレイが、内蔵されておりスマホやタブレットが不要
- 持ち運びに便利なように折りたたみ可能
最後に
以上知っておきたい世界のドローンメーカー3選でした。他にもwalkaraやsyma、Rc loggerそのたベンチャーなど多数ドローンメーカーがあるが、またご紹介していこうと思います。