こんにちは、ドローンオタクのダリアンです!
前回の「Phantom3水没⇒分解修理」。。。という涙無しには語れない状況から約2週間。。。
今回、見事に復活しました!!!!!!ぐふぉーーーー嬉しすぎます!!!
協力してもらいました
Phantom3のハンダは銀が混ざっていて融点が高いので強いハンダゴテが必要とのアドバイスを頂きました。
そこで!私は持っていなかったので、等サイトのテクニカルアドバイザーのドローン有効活用研究会(国際医療救命学科)の小澤さん(プロフィール)にご協力頂きました。
Phantom3の分解手順
Phantom3の分解については、前回の記事
「分解!修理!Phantom3水没したってよ!」
をご参照ください。
モーター交換の流れ
付け間違い防止の為に1つ外して1つつけるの手順がいいです。
どれが、モーターの配線なのか?
ここはしっかりモーターからたどってチェックしてください!真ん中の3つを剥がして行きます。
次はモーター自体を外します。
これは簡単裏からネジを4つ外すだけです!
新品モーター取り付けます。
さっきとは逆にハンダをつけていきます。
注意が、2つ。モーターが2種類「CW」と「CCW」があるのでそれを間違いないようにしましょう。
モーター中心の軸(ネジ)の色が違います。
基板に配線の色が書いてあります。
BK、RD、YW。ブラック・レッド・イエローですね!
前回の記事の逆の順番で、つけ忘れがないように気をつけましょう。特にネジ!漏れがちです。
という訳で、復活!!!!
ハンダ付けに関して
小澤さんからハンダ付けに関してアドバイス頂ました。
1, 半田は融点が高いときはコテライザーのようなガス式高出力のものがおすすめ。
2, 融点が低いと芋半田状態に成ってしまうため、きっちりと基盤にくっついていることを重視する。ここで抵抗が発生していると熱が発生して最悪溶けたりはがれたりして墜落する。
3, 万が一高負荷運転などで半田が溶けたときにすぐに配線がはずれないように配線にテンションが上むきにかかっていないように取り回しを注意する。
4, 飛散した半田で基盤ショートしないように作業を慎重に、温度が高すぎてもまずいし、短時間でやらないと、電子部品が壊れてしまう。
5, 前提として電源が入っていると2Aとも言われる大電流によって簡単に心停止するので絶対バッテリーを装着しないこと。
6, 蓋を開けた状態でモーターテストを絶対に行わないこと。
7, 蓋を閉めるときにGPSのユニット接続端子を確実にコネクトすること。
最後に
自信がなかったら絶対にチャレンジしないで、販売店に修理を依頼する勇気を持つこと。
不確実な修理をしたあとの機体は保険適応外となる可能性もあり、誰かに譲ったあとまで責任を背負う覚悟を持つこと。
●ハンダ付けに関しての参考リンク http://www.noseseiki.com/kouza/index.html
フライトテスト
まずは、そもそもの動作確認!
1,ペラを外して行う。(ペラつけたときは2kg以上の重りに紐付きで風のない屋外でスタートしたほうがいい)
2,おかしいと思ったら、墜落させられる柔らかな芝生の上でテストする
上記を完了して、小澤さんがAEDを運ぶために研究中のS900と一緒にテストフライト行ってきました。
父の周りを喜び回る子供みたい。
商品リンク Phantom3
モーター
黒軸のCWを2個
シルバー軸のCCWを2個