誰の何の為の映像なのか。熊本地震でのドローン活用

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この文章結構怒りな文章です。言葉が乱雑ですがご了承ください。

熊本地震直後に書いたこの記事(【雑談】熊本在住です。しかしドローンにおいて今のところ私は無力)非常に多くの方に読んで頂き様々な声を頂戴しました。

それから時間が経ち、大変ありがたいことに、様々な空撮のご依頼を頂戴しています。

地震の被害調査、PRの為の撮影、外にリリースするものから、内部だけでリリースしないものまで様々です。地元新聞に取り上げて頂いたものもあります。(熊本日日新聞:西原村避難所で上映会2016年06月08日

こっからが本題です。

先に言います。超どうかしてると思います。

某熊本地震の被害のあった施設の撮影に行きました。撮影に至るまで本当にいろんなことをお話をして、ロケハンをして、打ち合わせが無くても状況を観に行ったりして、撮影を行いました。

このクライアントさんは、今なお様々なところと復興のために調整を行っており、映像に出てほしくないところや、飛行をしてほしくないところがあります。口にはされませんでしたが、本当に大変な日々を送ってらっしゃると思います。

しかし、撮影の当日クライアントさんに以下の話を聞いて愕然としました。

勝手にドローンを飛ばして撮影する人が多数いて困る」その中のある方との会話で「撮らないで」と言うと「国の許可は取っている」と返されたそうです。某大学の方だそうです。

これ以上問い詰めることは辞めたそうです。

言いたいこと

「その映像は誰の何の為なんですかね?」

法律を守らないフライトをしている人は論外ですが。守るからいいんですかね。YouTubeを観てもひどい状況の空撮が多数でてきます。それは誰の何のためになるんですかね?

上記勝手に撮影した映像のせいで、地震対応で、調整していることが上手く行かなかった時同責任をとるのでしょうか。(責任とか言いたくないですが他に表現が思いつかない)

「熊本の状況を知ってもらいたかった」それだけでは不十分です。見た人が何を思い、何を行い、それが現地の人にとってプラスになることなのか。臨んだことなのか?まで考えて出してほしいものです。

こんなこと言いたくないですが、あまりにもいらっとしたので書きました。法令の前に人としての愛を持って欲しいなと切に願います。

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